子供に竹馬を教えるには


子供に竹馬を教えるにはどうしたらいいの?というご質問にお答えして作りました。
ポイントは4つ・・・これを押さえるのが近道です。

ポイントその1・・・ 踏み台を使って竹馬に乗る
ポイントその2・・・ つま先に重心を置いて、かかとは浮かす
ポイントその3・・・ 竹は進行方向に傾ける
ポイントその4・・・ 体はまっすぐに


1 はじめる準備
 最初は感覚をつかむために「はだし」を勧めます。もし足を痛がったりするようだったら、「足踏み」に布を巻いてあげるのもいいかもしれません。また、服装は運動服や動きやすい服で、場所は付近にガラスや危険物のないところを選んでください。コンクリートは転んだ時にケガをしやすいので避けたほうが無難です。

2 はじめよう! 
 初めて竹馬に乗る時、地面から乗るのはとても難しいです。足踏みの高さよりも少し高いところから降りるようにして竹馬に乗ると、必然的につま先に重心がかかり、恐怖感もそれほど感じず、感覚もつかみやすくなります。また、竹を足の指ではさむように乗ると上達するのが早くなります。

3 前を向いて、前に重心を
 こどもは最初のうちは足が気になって、下を向きがちです。下を向くと、重心が「かかと」にかかり、バランスをこわします。なるべく前方を向き、体をまっすぐにして、「つま先」に重心かけるようにさせます。

4 手はギュッと
 慣れてきたら、手に力を入れるタイミングがわかってきますが、最初のうちは、竹をギュッと握らせるようにします。

4 補助のしかた
 自転車や一輪車と同じように、こどもによっては最初は大人の補助が必要です。竹馬の場合は大人が子供と向き合って、竹を支えてやります。初心者のこどもは竹を自分に引きつけようとしますので、少し進行方向に傾けて補助したほうがいいでしょう。

5 一人で練習させるには
 壁やジャングルジム、大きな木など安定したもののそばで練習させます。時々もたれたりしながら、次第と離れていくようにさせます。

7 竹馬の楽しさを教えよう!
 竹馬は上手に乗れるようになるという達成感も魅力ですが、子供が自分の意志と力で、日ごろとは違った高い視点で事物を見ることができるのはとても感動的です。昔、テレビもファミコンもなかった時代の子供達も同じように竹馬で遊んでいたことを是非教えていただきたいです。

ページのトップへ戻る